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「…しあわせの代価。」

2週間ぶり? でしょうか…
ずいぶんと長い間留守にしてしまいました…
ここまで開けるきは無かったんですが…
留守の間拍手を下さった方々、ありがとうございます!
さて、前の作品のいおりょぎさんversionです。


 <概要>
・今までで一番シリアスです。たぶん。
・いおりょぎさんが別人かも注意報!

 <注意>
・「ふしぎな再会。」見ないと流れが読めないと思いますのでそちらを先に。


ではOKな方は続きから
 
 
 
何の変哲もない公園―

―の滑り台の上がゆらめき、何かが飛び出してきた―


「よっと… 相変わらず変なところにあるよな」


そう呟いたのは… 一見かわいらしい犬の“ぬいぐるみ”だった。





 「…しあわせの代価。」





話は“くまのバームクーヘン屋”での出来事までさかのぼる。


「行くのか?」
「ああ。 “あいつ”に知らせてやらないとな」
「そうか… うまくやれよ」

そう言った玄琥に手をあげて答えると、いおりょぎは“あいつ”の家に向かった・・・



そしてあいつ…小鳩の家に到着して、現在窓から中の様子をうかがっている。
(まだ藤本は来ていねぇみたいだな)
藤本が小鳩と再会してから、休みの日は必ず彼女の家に来ていることは調べてある。
小鳩が藤本と一緒にいる時、幸せそうであることも確認済み。
そして… 保育園の写真を見る度に、小鳩が少しだけ寂しそうな顔をすることも―

(ま、一足先に邪魔するとするか)


そして窓を開けて、しばらく静止した後に「いおりょぎさ~ん!」と抱きついてきた小鳩に潰されそうになったり、「今お茶いれてきますね」と言って台所に向かったはいいが、見事にこけた彼女をみて溜息をついたり・・・
そんなことをしていると、彼女の想い人が来た・・・




(何でこうなっちまうんだろうな…)
なんということもなく挨拶したのだが… 入ってきてから藤本はずっと警戒しているような目でこちらを見るばかり……
ついでに言うならさりげなく片手は小鳩の傍に置いている。
こんな空気は苦手なのか、小鳩が先ほど声を出したが… ますます雰囲気が悪くなった気がする…


数秒後… 小鳩がお茶をこぼしたことにより、その空気は強制的に解除されるのだが―




(やれやれ… 相変わらずだなどばとは…)
そんな事を思ったのもつかの間、ここに来た目的を達成するため、いおりょぎは話し始めた―

「小鳩についての記憶が戻ったか確認するためだ」

これが、ここに来た目的。
よもぎ保育園の関係者に電話をかけさせ、記憶が戻っていることを確かめた。
そして、用意してきた“台詞”を読み上げた―





(これで万事解決…ってわけだ)
土産のバームクーヘンも渡したし、久しぶりに小鳩の笑顔を間近で見れた。
(ま… 藤本には感づかれたかもしれないがな…)

話が終わった後、小鳩はごまかせたようだが、藤本の目には疑惑の色が浮かんでいた…


「だが… 藤本が記憶を取り戻して… 小鳩と再会し、小鳩も記憶を取り戻した」
「さすがに小鳩の記憶まで戻ったら、あいつらも記憶を消したままにするより、戻した方がいいと思ったんだろう」


藤本だったら違和感に気づくだろうとは思っていた―
天界のやり方を知っているなら、なお一層疑問を持っただろう…
天界は、“たった二人”の記憶が戻ったぐらいでは、記憶を戻すなんている大がかりなことはしない。
記憶を消すのは布の一部分を切り取って、そこにつぎはぎを当てて切り口を隠せばそれですむ。
だが、一度消した記憶を戻すのは、切り取った布をもう一度ずれがないように縫い合わせ、さらに縫い目に気がつかないように細工を施すようなものなのだ。
そんなことを、何の代償もリスクもなしに天界が行うことはない……



小鳩の転生先を知った時… いおりょぎは天界と契約をした。

・この世界で生きている間に小鳩が藤本のことを思い出したなら、小鳩についての記憶を全て戻す。
・もしも記憶が戻らなかったなら、いおりょぎは力と権利の全てを失う。
そして…
・上記の契約内容が終了した後、100年の間いおりょぎは天界に仕える。


この為、今いおりょぎは天界で働いている。
ついでに言うなら、この契約が働いている間、いおりょぎは許可なく真の姿には戻れない。


(ま、後悔はしていないけどな)
後悔することがあるならば、あの時情勢も見極めずに天界に戦いをしかけた自分の浅はかさだけだ。
実際思ってたほど、今の生活も悪くはない。
(それに、もう一つの目的も達成したしな)
小鳩はこれから幸せに生きれるだろう。
自分が藤本に言った言葉の意味は、まだ理解していないだろうが…


(それにしても… 熊の言っていたことがよく分かったな…)
色恋沙汰を間近で見るほど、気が滅入ることはない… というのを今日実感した。

(ま、いいか。 本人が幸せなら)


そう思って見上げた空は―  今の自分を映したかのようだった―





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 ~後書き~
いおりょぎさんってこんなに爽やかだったっけ?
それに、途中描写出来なくて、時間が飛び飛びだわ・・・
おまけに最初に思っていた設定とは別の物が出来たし…
ま、いいか。 久しぶりに書けたんだから。
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tag : CLAMP こばと。 二次創作 小説

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Author:starrealm
東京都在住の学生。
性別は男。

・趣味はネットでの小説探し
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